映画

「カツベン!」のネタバレと感想!

周防正行監督が5年ぶりに監督した映画、
「カツベン!」。

そんな、カツベン!の
スタッフやキャスト、
ネタバレと感想を紹介しましょう。

カツベン!のあらすじやスタッフ・キャスト

カツベン!のあらすじ

まだ映画が無音だったころ。

映像に合わせてセリフを言う、
「活動弁士」略して「カツベン」がいた。

子供のころに見た活動弁士に
憧れていた染谷俊太郎(成田凌)は、
ニセ弁士として泥棒一味の片棒を担いでいたが
ある日一味から逃亡。

とある町に流れ着き、
そこの小さな映画館「青木館」で働くことになる。

そこには個性的な曲者たちが多数いて
毎日トラブル続き。

俊太郎のカツベンになりたいという夢は叶うのか!?

<スタッフ>
  • 監督:周防正行
  • 脚本・監督補:片島章三
  • エンディング曲:奥田民生「カツベン節」
  • エグゼクティブプロデューサー:佐々木基
  • プロデューサー:天野和人、土本貴生
  • アソシエイトプロデューサー:八木征志、堀川慎太郎
  • 活動弁士監修:片岡一郎、坂本頼光
  • 特別協力:マツダ映画社

監督は、「Shall we ダンス?」や
「それでもボクはやっていない」の、
周防正行監督。

5年ぶりとなるオリジナル映画作品。

<キャスト>
  • 染谷俊太郎:成田凌
  • 栗原梅子(沢井松子):黒島結菜
  • 山岡秋声:永瀬正敏
  • 牧野省三:山本耕史
  • 二川文太郎:池松壮亮
  • 青木富夫:竹中直人
  • 橘琴江:井上真央
  • 橘重蔵:小日向文世
  • 木村忠義:竹野内豊

主人公の染谷俊太郎を演じるのは、成田凌さん。
ヒロインは黒島結菜さん。

2人とも100名のオーディションを勝ち抜いて、
役をとっています。

成田凌さんは、
「スマホを落としただけなのに」や「翔んで埼玉」
などに出演している若手俳優の1人。

黒島結菜さんは、
「十二人の死にたい子どもたち」や
「SPECサーガ」シリーズに出演している、
若手女優の1人。

2人ともこれから期待される俳優ですね。

カツベン!のネタバレと感想

大正4年(1915年)。

まだ映画に音がなかった時代では、
「活動写真」と呼ばれ
映像に合わせて楽士が音楽を奏で、
活動弁士(カツベン)が
配役たち全ての声を担当し喋っていた。

そんなカツベンに憧れる1人の少年染谷俊太郎は、
今日も幼馴染みの少女・栗原梅子と一緒に
活動写真小屋に忍び込み、
盗んだキャラメルを食べながら
カツベンの語りを盗み見ていた。

カツベンを夢見ながら、
梅子との淡い初恋から時は流れ
大人になった俊太郎は、
ニセ弁士として泥棒一味に加担していた。

そんな毎日に嫌気がさしていた俊太郎は、
ある日、泥棒一味から逃亡。

その時に大金の入ったカバンも
一緒に持っていきます。

逃げてきた俊太郎がたどり着いたのは、
小さな町の活動写真小屋「青木館」。

そこで俊太郎は、
雑用係として働くことになります。

大金の入ったカバンを
天井裏に隠し、
雑用係としてイチからやり直す俊太郎。

青木館には3人のカツベンがいて、
そのうちの1人は俊太郎が子供のころに憧れていた
山岡秋声だった。

だが今はその時の面影はなく、
ただの飲んだくれたオヤジとなっていた。

2人目は内藤四郎。

服を脱ぎながら話、
終わるころには
また服を着ているという奇妙な活弁士。

人気は今ひとつ。

そして3人目は、
「客は俺を見に来ている」
と豪語する茂木貴之。

彼の語りと流し目を目当てに
多くの女性客が青木館へと訪れてきます。

その人気ぶりに、
隣町のライバルである
「タチバナ館」が、
引き抜きをしようとしているウワサも…

俊太郎はそんな青木館で、
真面目に働いていました。

ある日、酒に酔って寝てしまった山岡の代わりに
俊太郎がカツベンをすることに。

若かりし山岡の声真似をして俊太郎のカツベンは、
とても評判がよく会場は大盛りあがり。

会場には幼馴染で
今は映画俳優として活躍している、
梅子の姿があった。

久しぶりに再会し、喜ぶ2人。

俊太郎は山岡の声真似ではなく、
オリジナルのカツベンをすることで
青木館の人気のカツベンとなっていく。

その頃、ライバルであるタチバナ館には
泥棒一味の安田が出入りしていた。

タチバナ館の社長は
ヤクザの元締めで、
安田の親分でもあった。

茂木に変わり
青木館の人気カツベンとなった俊太郎を、
安田が見つける。

また、ニセ弁士を追う
熱血刑事・木村も俊太郎を追っていた。

再会した梅子から
「2人で逃げへんか?」と言われ、
屋根裏部屋に隠してあった大金を
確認する俊太郎。

その様子を青木館の三味線楽士・定男が見ていた。

定男は俊太郎が隠していたカバンを盗んでしまう。

そんなことは知らない俊太郎は、
安田に捕まってしまい
盗んだ金を返すように脅される。

梅子まで人質にとられた俊太郎。

屋根裏部屋を見ると、
あるはずのカバンが消えていた。

青木館はタチバナ館によって
荒らされフィルムもばら撒かれてしまう。

その頃、カバンを盗んだ定男は豪遊していた。

酔って道で寝てしまう定男。

定男の脇にあったカバンは、
ゴミと間違え回収されてしまう。

青木館では、
なんとか上映しようと
バラバラになったフィルムをつなぎ合わせ、
1本の映画を作る。

上映時間が迫ると
青木館には多くのお客が入ってきた。

その中にはタチバナ館の社長と安田や
警官の木村の姿もあった。

俊太郎は、
手薄になったタチバナ館へとおもむき
梅子を助ける。

梅子を駅に向かわせると、
俊太郎は最後のカツベンをしに
青木館へと戻る。

その途中で、
見覚えのあるカバンを目にする俊太郎。

一方、なかなか上映が始まらない青木館では
観客が苛立っていた。

代打として登場した内藤四郎には、
容赦ないブーイングが飛ぶ。

そこにようやく俊太郎が帰ってくる。

繋がりのない活動写真に合わせて
俊太郎はカツベンを披露。

会場は盛り上がり、
大盛況の中幕を閉じる。

会場が明るくなると、
安田が俊太郎を追いかける。

木村も安田と俊太郎を追いかける。

安田が撃った銃弾で、
青木館は火事になってしまう。

木村から逃げる安田と俊太郎。

だが、木村に2人とも捕まってしまう。

駅で俊太郎を待つ梅子の元に、
映画監督の二川文太郎が現れ
京都での映画撮影に誘う。

「俊太郎に言われて来た」
と言う言葉を信じて、
梅子は京都へと旅立つ。

木村に捕まった俊太郎は、
刑務所の中でカツベンを披露していた。

そのカツベンを、
すみで聞き入る1人の女性。

俊太郎のカツベンが終わると
刑務所では拍手が沸き起こる。

看守に声をかけられる俊太郎。

面会に来た女性から渡された物がある、
と俊太郎に手渡す。

それはキャラメルだった。

俊太郎の心に、
初恋の想い出が蘇ります。

カツベン!の感想

欧米では、
映像に合わせてオーケストラが
音楽を合わせるだけでしたが、
日本では音楽にプラスして
活動弁士がセリフを喋っていました。

そんなカツベンは、
活動写真の花形。

時には洒落も交えて巧みに話す話術に、
多くの人が魅了されていました。

今では考えられないことですが、
どんな話をしていたのか
とても気になりますね。

映画ではそんなカツベンにフィーチャーして、
初恋を絡めたコメディタッチに仕上げています。

約2時間の枠の中で
しっかりとカツベンにスポットを当てて、
その凄さと面白さを引き立たせています。

その手腕はさすが周防正行監督、
といったところでしょうか。

古き良き日本ならではの文化だった
カツベンを知るのに、
とてもいい映画ですよ。

カツベン!のネタバレと感想! まとめ

カツベン!について、
ネタバレと感想を紹介しました。

周防正行監督の、
5年ぶりのオリジナル映画となったカツベン。

ぜひご覧になってください。

以上、
カツベン!についてでした!