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「最初の晩餐」のネタバレと感想!

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一家の大黒柱だった父親の通夜で
父親の秘密が少しずつ明かされる映画、
「最初の晩餐」。

そんな、最初の晩餐の
スタッフやキャスト、
ネタバレと感想を紹介しましょう。

最初の晩餐のあらすじやスタッフ・キャスト

最初の晩餐のあらすじ

亡くなった父親の葬儀で、
母が振る舞った“通夜ぶるまい”は
目玉焼きだった。

驚きを隠せない東麟太郎(染谷将太)らだが、
それは父親が子どもたちのために作った料理だった。

遺品として残された
父親のレシピノートをもとに、
次々と運ばれる料理たち。

その特別な“通夜ぶるまい”を通じて
今までの父親との想い出と、
家族の秘密が徐々に明かされていく。

<スタッフ>
  • 監督・脚本・編集:常盤司郎
  • 企画・プロデューサー:杉山麻衣
  • プロデューサー:森谷雄、鈴木剛
  • 共同企画:中川美音子
  • フードコーディネーター:赤堀博美
  • 山岳コーディネーター:大森義昭
  • 協力:信州上田フィルムコミッション、上田市、上田市のみなさん

監督・脚本・編集をするのは常盤司郎。

構想に7年を費やした渾身のオリジナル脚本で、
長編デビューを飾ります。

<キャスト>
  • 東麟太郎:染谷将太
  • 北島(東)美也子:戸田恵梨香
  • 東シュン:窪塚洋介
  • 東アキコ:斉藤由貴
  • 東日登志:永瀬正敏
  • 東盛一:池田成志
  • 木村善男:菅原大吉
  • 北島康介:カトウシンスケ
  • 小畑理恵:玄理

主人公の東麟太郎を演じるのは染谷将太さん。

姉・美也子は戸田恵梨香さん、
シュンには窪塚洋介さん、
妻であるアキコは斉藤由貴さん、
父親の日登志を永瀬正敏さんが演じます。

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最初の晩餐のネタバレと感想

父親である日登志が亡くなったことで、
久しぶりに田舎へと帰ってきた麟太郎。

フリーのカメラマンとして活動している。

葬儀の準備を進めていると、
通夜で振る舞う弁当が届かないと連絡が入る。

戸惑う美也子をよそに
母親であるアキコは、

「通夜ぶるまいの弁当はキャンセるした」

と告げる。

そして、

「父からの遺言で料理は私が作る」

と言い出します。

驚く麟太郎達をよそに
アキコは料理を作り運んできます。

親戚一同が会した食卓へ運ばれてきたのは、
なんと“目玉焼き”。

ますます困惑する麟太郎たち。

だがその目玉焼きを食べた麟太郎は
この目玉焼きは、
父親である日登志が初めて作った料理だった事を思い出します。

今から20年前。

日登志とアキコは互いに再婚で、
それぞれ連れ子がいました。

日登志には麟太郎(当時7歳)と、
美也子(当時11歳)。

アキコはシュン(当時17歳)を連れていました。

こうして、日登志、アキコ、シュン、美也子、麟太郎は
5人家族として1つとなり、
新しい道をスタートさせます。

ですがその日のうちに、
東家にピンチが訪れます。

アキコが虫垂炎で緊急入院することになり、
日登志がアキコに代わって
子どもたちに料理を作ることに。

そこで初めて日登志が作ったのが
目玉焼きでした。

通夜では次々と通夜ぶるまいが運ばれてきます。

合わせ味噌の味噌汁、焼き魚、焼き芋、ピザ…

これらは全て、家族の絆を強めた料理でした。

そして次に運ばれてきたのが“餃子”。

この餃子には、
家族の明るい記憶ではなく
暗い記憶が蘇ってきます。

5人が家族となって5年が経ったころ、
1本の電話がはいります。

その電話を受け、
崩れ落ちるアキコ。

アキコはそのまま黙ってどこかへと出かけていきます。

1週間後。

ようやくアキコが戻ってくるが
何があったのかを家族に話すことはありませんでした。

このことは家族の秘密として、
アキコと日登志の胸の中に
ずっとしまわれ続けることになります。

その後、兄弟の中で、
ただ1人アキコから真実を聞かされたシュンは
家を出ていってしまいます。

俊太郎と美也子にとって、
餃子は悲しく辛い思い出を
思い出させる料理でした。

最後の通夜ぶるまいと言うときに、
家を出ていったきりだったシュンが帰ってきます。

そして、最後の通夜ぶるまいはシュンが作ることに。

シュンが作ったのは“すき焼き”でした。

すき焼きは日登志とシュンが
最後に一緒に食べた料理でした。

最後の通夜ぶるまいのすき焼きを食べると、
麟太郎と美也子は
アキコに呼ばれ父親の部屋へといきます。

そこでアキコから、
「日登志とは不倫関係にあった」
と衝撃の告白をされます。

アキコは日登志と出会い、
2人は恋に落ち家族になることを決めます。

ですがアキコは、
すでに結婚していて夫がいました。

ですがアキコの夫は、
長い間意識不明の状態で
そのことは日登志にも黙っていました。

そして、餃子を食べたあの日にかかってきた電話は、
病院からのものでアキコの夫が亡くなったという知らせでした。

その時に日登志に
夫がいることを初めて告白します。

アキコの懺悔を受け止めた日登志は、
その事を秘密にすることを決めますが
ただ1人シュンには真実を伝えます。

麟太郎と美也子は、
今まで知らなかった秘密を知り
動揺と怒りが隠せません。

アキコは「後悔はない」と言い、
今まで5人で過ごしてきた時間は
不倫という形ではあったが後悔していない。

あらためてアキコから
麟太郎や美也子、
日登志やシュンに対する思いを告げられ
アキコの事を許します。

通夜が終わった翌日。

4人となった家族は写真を撮ります。

そこには強い絆で結ばれた家族の姿が写されていました。

最初の晩餐の感想

今まで仲睦まじく過ごしていた家族に、
実は知らなかった秘密があった。

父親と不倫の末に結婚したアキコ。

その事をずっと黙っていたことに、
麟太郎と美也子は
動揺と怒りを隠せません。

当時、その秘密を最初に告白されたシュンは
家を出ていってしまいました。

父親の葬儀の日に、
家族の秘密を告白された麟太郎と美也子。

だがアキコは、
今まで家族5人に注いできた愛情は
決してウソではないと言います。

その確かな愛情を確認した麟太郎と美也子は、
アキコを許し
再び固い絆に結ばれた4人家族として、
再スタートを切りました。

不倫というと、
今でも世間から槍玉に挙げられ
叩かれてしまいますよね。

それを今まで愛し合っていた家族が、
実は不倫だったと知った時の衝撃は
想像できません。

ですが、アキコの確かな愛情を確認し、
麟太郎と美也子はアキコを許し
4人家族として再出発します。

「最初の晩餐」のネタバレと感想! まとめ

最初の晩餐について、
ネタバレと感想を紹介しました。

父親と母親が不倫だったと言う
衝撃の告白を、
父親の葬儀の日にされ
再び家族として再出発する課程を描いた映画、
「最初の晩餐」。

ぜひご覧になってください。

以上、
最初の晩餐についてでした!

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