アーティスティックスイミングというと聞きなれない言葉でありますが、シンクロというと「ウォーターボーイズ」を思い出しませんか?
男子のシンクロの物語で、笑いと感動があった作品です。
当時は男性がシンクロをすることに理解もなかったのですが、今期のパリオリンピックでは男子もアーティスティックスイミングに出場することができます。
なぜそのような経緯になったのでしょうか。
- アーティスティックスイミング男子出場はなぜ?
- アーティスティックスイミング男子の参加はいつから?
- アーティスティックスイミングとシンクロの違いは?
この記事では、アーティスティックスイミングと、シンクロの違いや男子も出場できるようになった経緯などについて紹介しています。
アーティスティックスイミング男子出場はなぜ?
【東京五輪】アーティスティックスイミング、日本は4位(写真は共同)#tokyo2020
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 7, 2021
▶試合結果・経過https://t.co/DEofCb6eWI pic.twitter.com/CoBkGmy1nC
アーティスティックスイミングに男子が出場できるようになったのは、
もともとフィギュアスケートやバレエも男子には親しみのない競技でした。
しかし今は男子の力強い演技が魅力的と言われています。
アーティスティックスイミングにおいても、男子ならではの迫力や高さなどの魅力について期待されています。
アーティスティックスイミング男子の参加はいつから?
![](https://chocotoku.com/wp-content/uploads/2024/05/1815890-1.jpg)
アーティスティックスイミングについては
世界水泳連盟は2016年度より公式競技会に男子が出場できるようにしておりましたが、オリンピックにおいては2024年からと発表。
8人で演技をするアーティスティックスイミングに男子を最大2名まで起用できます。
パリオリンピックには何人くらい男子選手が出場するんだろうね
アーティスティックスイミングとシンクロの違いは?
今日から
— 田村淳 (@atsushiTSK) April 1, 2018
シンクロナイズドスイミングは
アーティスティックスイミング
名称が変わるらしいよ
アーティスティックスイミングとシンクロの違いは競技としてはありません。
もともと、シンクロナイズドスイミングと呼ばれていたものが
国際水泳連盟(FINA)は2018年4月1日より、呼称を「アーティスティック(芸術的)スイミング」に変更されました。
起源をたどると、
19世紀後半、イギリスで行われた観賞用の「ウオーターバレエ」が元々の起源です。
しかも、びっくりなことに当時は男子の種目だったそうです。
しかし、だんだんと女子に向いている種目とされたようです。
オリンピックとしては1984年のロサンゼルス五輪で初めて競技として採用されます。
しかし、シンクロ=同期した
という意味がふさわしくないと考えられるようになりアーティスティック=芸術的な
という意味に変更されます。
つまりシンクロとアーティスティックスイミングは根本は同じ競技です。
アーティスティックスイミング男子なぜ?シンクロとの違いはある?まとめ
今回はアーティスティックスイミングに男子はなぜ出場するのかについて調査しまとめました。
アーティスティックスイミングに男子が出場できるようになった理由については、男女平等や多様性の時代のため、時代の流れにのっとった動きです。
男子の出場に関してはオリンピックでは2024パリオリンピックから認められます。
勢いのある演技が楽しみですね。
最後にアーティスティックスイミングとシンクロの違いについてですが、
名称の変更が2018年にされており競技としては同じということがわかりました。
同期したという意味を持つ「シンクロ」から
芸術的なという意味を持つ「アーティスティック」に変更されています。
どんな演技がオリンピックで披露されるのか楽しみですね。