2021年に行われた東京オリンピックでは、侍ジャパンがアメリカに見事勝利し悲願の金メダルを獲得しました。
そんな大盛り上がりだった野球ですが、2024年パリオリンピックでは野球がオリンピックの競技リストにないようなんです。
パリ五輪ではなぜ、野球がオリンピック種目から落選してしまったのでしょうか。
- パリオリンピック2024で野球が落選した理由は?
- 今後のオリンピックで野球が復活する可能性はある?
パリオリンピックで野球が落選してしまった理由や今後のオリンピックで野球が復活する可能性があるのかについて調べてみたいと思います。
パリオリンピック2024で野球が落選した3つの理由
前回の東京オリンピックであんなにも盛り上がった野球がなぜ、パリオリンピックでは実施されないのでしょうか。
調べてみると野球がオリンピック種目から落選してしまった3つの理由が分かりました。
詳しくご紹介していきますね。
オリンピック正式種目ではないから
意外な事実ですが、野球は
オリンピックの競技は男女平等であることが前提にあります。
野球は男性が行うスポーツというイメージがありますよね。
このことも正式種目にならない理由と考えられます。
(※女子はソフトボールを行うことでバランスがとられている)
では、なぜ2021年に行われた東京オリンピックでは野球がオリンピック種目としてあったのかというと
日本は野球を開催することでメダルが確実ということもあり、野球を追加種目として採用しました。
一般的に開催国は自国がメダルを取れる可能性が高い競技を選択することが多いようです。
そのために、パリオリンピックは野球は競技としてありません。
フランスでは野球は人気がないから
フランスでは野球はマイナー競技です。
ヨーロッパではサッカーの方が人気競技であり、野球のスタジアムもありません。
- オリンピックのために準備するのも費用が掛かる
- 集客が見込めない
このような理由から2024年のパリオリンピックでは野球が行われないようです。
試合が長期化するから
野球の試合は1試合に時間がかかるとも理由の1つです。
実際、東京オリンピックでは野球が行われたのは7月28日~8月7日の11日間
そして、東京オリンピックに出場した国はたった6か国です。
- 日本
- アメリカ合衆国
- 韓国
- ドミニカ共和国
- イスラエル
- メキシコ
6か国でこんなにも時間がかかるのです。
試合が長期化することにより、選手村に長期滞在することや選手も30人弱と大所帯であることから、コストがかかります。
このことから、パリオリンピックでは野球は開催されないことになったようです。
オリンピックで野球が復活する可能性はある?
では今後、オリンピックで野球をみることができないのでしょうか。
オリンピックで野球が復活する可能性があるか調べてみたところ
ちなみに2028年に開催予定のロスオリンピックでは野球が復活するようです。
国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技を一括承認した。
日本経済新聞
やはり野球大国アメリカでのオリンピック開催ですから、野球はメダル獲得の可能性も高いですし追加競技として提案したのでしょうね。
また、侍ジャパンとアメリカとの対決が見れるのでしょうか。
パリ五輪野球が落選した理由は人気がないから?復活はあるかも調査まとめ
この記事では、2024年に行われるパリオリンピックで野球が落選した3つの理由についてと今後のオリンピックで野球が復活する可能性があるのかについて調べてみました。
パリオリンピックで野球が落選した理由は
- もともと、オリンピック正式種目ではないから
- フランスでは野球人気がないから
- 試合が長期化し、コストがかかるため
などの理由がありました。
今後のオリンピックでは正式種目として野球が採用される可能性は低いと予想しますが、開催国の選択により追加種目として復活できる可能性は考えられます。
2028年のロスオリンピックでは復活することも発表されています。
2024年のパリオリンピックで侍ジャパンの活躍が見ることができないのはとても寂しいですが、2028年のロスオリンピックでまた金メダルを獲得してくれることを信じましょう。